おせちの料理が持つそれぞれの意味

お正月と言うと、多くの方が思い浮かべるのがおせち料理です。おせち料理とは、そもそもめでたいことを重ねるという願いを込めて重箱に詰められる料理のことです。基本的に日持ちがするように、煮たり、焼いたり、酢でしめた料理になります。このように保存がきく料理が多い理由は、新年に台所にお迎えした神様を騒がせてはいけないからです。

それと、毎日、家事などで忙しく働いている女性に休んでもらおうという意味もあります。多くの方が知っているように、おせちにはそれぞれの料理に様々な意味が込められています。ただ全てを把握している人は多くないので、ここからは各料理に込められた意味を説明していきます。まず、黒豆についてですが、昔から黒には魔よけの力が有ると考えられてきました。

したがって、毎日、まめ(勤勉)に働いて、まめ(健康)に暮らせるようにと言う願いが込められています。それと、おせちというと海老が大好物と言う人もたくさんいらっしゃいます。海老については、腰が曲がるまで長生きしようという長寿の願いが込められています。また、海老は脱皮を成長の為に繰り返す生き物なので、出世を願う意味も込められています。

そして、意外と知られていないのが伊達巻の意味です。そもそも伊達巻の「伊達」の由来は、伊達政宗の派手好きに由来するという諸説があります。その意味は、卵を巻いている形状から着物の布地を連想させることから、着る物に困らない、つまり繁栄の願いがこめられています。このようにおせちには様々な願いが込められているので、お正月は家族みんなで楽しく味わってみるといいです。

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